【メモ】【読書】Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 第Ⅰ部 第1章

はじめに

「Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計」は少し前にエンジニアたちの中で話題になった書籍です。 そろそろクリーンアーキテクチャの勉強を始めようと思い、その足掛かりとして本書を読み始めました

以下は読書メモになります。

第Ⅰ部

第1章 設計とアーキテクチャ

アーキテクチャ」と「設計」という言葉の定義について

第1章の冒頭では「アーキテクチャ」と「設計」という言葉について以下のように述べられていました。 - 一般的に「アーキテクチャ」とは下位レベルの詳細とは切り離された文脈で使用される傾向にある。

  • 一方で「設計」は下位レベルの構造や意思決定を表す文脈で使用される傾向にある。

  • これらの言葉に違いはなく、下位レベルの詳細と上位レベルの構造は全体の設計の一部となる。

↑について、自分の中でも「アーキテクチャ」と「設計」は繋がりのない言葉として認識していましたが、この章を読んで「確かに」となりました。

崩壊したコード vs クリーンなコード

崩壊したコードとは簡単に言えば開発スピード優先で機能を次から次へと追加した末のコードを意味する。 一方で、クリーンなコードとはテスト駆動開発(TDD)などのコードをクリーンにする規律を適用した作られたコードを意味する(クリーンなコード=TDDを適用したコードとは言ってないので注意)。 Jason GormanはTDDを取り入れた開発とそうでない開発の作業時間を計測して、TDDを取り入れた開発の方が作業時間が短かったという結果を本書で述べている。 ↑について、そういえばテストをしっかり書いた時の方が作業の出戻りは少なかったなぁとか思い出しました。

以上。